ティファール電気圧力鍋の選び方|ラクラクッカーとクックフォーミー比較
ティファールの電気圧力鍋を調べていると、操作型の「ラクラ・クッカー」と、レシピ内蔵型の「クックフォーミー」という2つの系統があることに気づき、どちらを選べばいいか迷う場面は少なくありません。
どちらも「ティファールの電気圧力鍋」という括りでは同じ棚に並んでいますが、価格帯は2万円台から7万円台まで開きがあり、名前が似ているうえに機能の違いも一見してわかりにくくなっています。
結論から言うと、操作がシンプルで価格を抑えたい方は「ラクラ・クッカー」、内蔵レシピにおまかせしたい方や大容量でつくりおきをしたい方は「クックフォーミー」が選択の軸になります。この記事では、ティファール公式サイトのスペックをもとに両シリーズの違いを整理し、容量・価格・お手入れの観点から選び方の判断材料をお伝えします。数値はあくまで目安として整理しているので、最終的な仕様は必ず公式サイトや取扱説明書で確認する前提で読み進めてください。
- ラクラ・クッカーとクックフォーミーの調理方式や消費電力の違い
- それぞれのシリーズが向いている人の条件
- 3Lと6Lの容量を人数から計算で選び分ける目安
- 購入前に確認しておきたい消費電力とお手入れの注意点
ラクラクッカーとクックフォーミーの違い早見表

まずは両シリーズの根本的な違いを整理します。見た目や価格帯だけでなく、「どう操作して料理を完成させるか」という設計思想そのものが異なるため、この違いを理解しておくと以降の選び方がぐっと判断しやすくなります。
【一目でわかる選び方フロー】
①献立と調理を機械にまかせたい → クックフォーミー
②自分で調理方法を選んで作りたい・価格を抑えたい → ラクラ・クッカー
③甘酒・ヨーグルトなど発酵もしたい → ラクラ・クッカー プラス
④4人以上・作り置き中心 → クックフォーミー 6L
最初の分岐は「おまかせしたいか、自分で作りたいか」です。ここで系統を決め、そのうえで容量・発酵の有無で機種を絞ると、候補が一気に狭まります。
調理方式と消費電力の違い
ラクラ・クッカーは「圧力調理」「蒸す」「炒める」といった調理方法をユーザー自身が選んで使う、いわば汎用型の調理器です。たとえば肉じゃがを作る場合、「圧力調理」で加圧時間を設定し、必要に応じて仕上げに「炒める」を使う、という組み立てを自分で行います。手順を自分で決める分、慣れれば付属レシピ以外の料理にも応用が利きやすいのが特徴です。
対してクックフォーミーは、本体に内蔵された完成レシピの中から作りたい料理を選ぶと、加圧時間・工程の順番までが自動で案内される、レシピ主導型の調理器という違いがあります。材料を入れて画面の指示に従うだけで進むため、調理中に判断すべきことを減らしたい人にとっては、この自動化の度合いが大きな価値になります。
消費電力にも明確な差があり、ラクラ・クッカーが700Wであるのに対し、クックフォーミーは3Lモデルで900W、6Lモデルでは1,200Wとハイパワーです。消費電力が高いほど予熱にかかる時間は短くなる傾向がありますが、他の家電と同時に使う際はブレーカー容量にも注意が必要になります(この点は後半の注意点で計算とあわせて触れます)。
予約と保温はラクラ・クッカーの方が長い
意外に見落とされがちですが、予約調理と保温はラクラ・クッカーの方が長時間対応です。ラクラ・クッカーは最大12時間の予約調理と、最大24時間の自動保温に対応しています(いずれも煮る・炒める・低温調理・発酵モードを除く)。一方のクックフォーミーは予約調理が最大15時間と長い反面、自動保温は5時間(手動設定でも最大5時間)が目安です。
つまり「ハイパワーで自動化が進んでいる方が、保温まで長い」とは限りません。作ってから食べるまで時間が空きやすい家庭では、保温の長さも判断材料に入れておくと選び分けがしやすくなります。
レシピ内蔵数と価格帯の違い
内蔵レシピの数にも大きな開きがあります。ラクラ・クッカーはレシピブック掲載の80〜105種類程度であるのに対し、クックフォーミーは250種類のレシピを本体に内蔵しており、そのうち40種類は無水調理に対応しています。さらにタッチパネル搭載モデルはWi-Fi接続で新しいレシピを追加できるため、内蔵レシピの数は購入後も増えていく可能性があります。
価格帯もこの違いを反映しています。ラクラ・クッカーは2万円台〜3万円台前半、クックフォーミーは3L・6Lともに5万円前後、タッチパネル搭載の上位機では7万円台に達します。単純な「圧力調理ができるかどうか」だけを比べるとラクラ・クッカーで足りるケースも多く、価格差はレシピの自動化と内蔵数、操作パネルの違いに支払う対価と考えるとわかりやすくなります。
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| モデル | 容量 | 内蔵レシピ数 | 本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 参考価格(税込) |
|---|---|---|---|---|
| ラクラ・クッカー コンパクト(CY3511JP) | 3.0L(調理容量2.0L) | 80レシピ | 260×285×283mm | 25,000円 |
| ラクラ・クッカー プラス コンパクト(CY353AJP) | 3.0L(調理容量2.0L) | 105レシピ(うち8種は自動調理) | 260×285×283mm | 28,000〜33,600円 |
| クックフォーミー 3L(CY8768JP) | 3.0L | 250レシピ | 324×314×268mm | 49,800円 |
| クックフォーミー 6L(CY8751JP) | 6.0L | 250レシピ(うち40種は無水調理) | 335×365×310mm | 52,000円 |
本体サイズを比べると、クックフォーミーはラクラ・クッカーよりも一回り大きく、重量もあります(3Lモデル同士でもクックフォーミーの方が奥行・高さともに大きめです)。キッチンの収納スペースに余裕があるかどうかも、選ぶ際の実務的な判断材料になります。価格はあくまで目安であり、販売時期や購入するチャネル(メーカー直営・家電量販店・ネット通販)によって変動するため、正確な現在価格はティファール公式サイトで確認してください。
それぞれで作れる料理の違い
操作方式の違いは、そのまま「どう料理を作るか」の違いに表れます。どちらも圧力調理の基本は同じでも、得意な使い方が異なります。
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| 作りたいもの | ラクラ・クッカー | クックフォーミー |
|---|---|---|
| 煮込み(カレー・角煮・肉じゃが) | ○ 圧力モードを自分で選ぶ | ◎ レシピを選ぶだけで工程を案内 |
| 献立をまるごとおまかせ | △ 自分で組み立てる | ◎ 250レシピから選ぶだけ |
| 無水調理 | △ 機種・レシピ次第 | ◎ 無水対応レシピが充実 |
| 発酵(甘酒・ヨーグルト) | ○ プラスシリーズが対応 | △ モデルによる |
| アレンジ・自己流の料理 | ◎ 手順を自由に組める | △ レシピに沿う前提 |
ラクラ・クッカーは「調理方法を自分で選ぶ」ため、レシピにない料理も応用しやすいのが強みです。圧力で下ごしらえして仕上げに炒める、といった組み立ても自由にできます。一方クックフォーミーは、画面の指示どおりに材料を入れていけば、迷わず一皿が完成します。「料理を工夫したい人」はラクラ・クッカー、「考えずに完成させたい人」はクックフォーミー、という住み分けが基本です。
クックフォーミーの無水調理でできること
クックフォーミーで注目されるのが、水を加えずに食材自体の水分で仕上げる「無水調理」です。無水調理では、野菜や肉の水分と旨みを逃さずに凝縮できるため、無水カレーやトマト煮込み、野菜たっぷりのスープなどを、素材の味を活かして仕上げやすくなります。
水を足さないぶん味が濃くなりやすく、調味料を控えめにできるのも利点です。ラクラ・クッカーでも工夫次第で近い調理はできますが、無水対応レシピが最初から用意されているクックフォーミーのほうが、失敗なく無水調理を楽しめます。無水料理を日常的に作りたいなら、クックフォーミーを選ぶ理由の一つになります。
ラクラクッカーが向いている人
ラクラ・クッカーが向いているのは、圧力調理の基本機能をシンプルな操作で試したい人です。調理方法を自分で選ぶ分、火加減や仕上げの感覚を活かした料理がしやすく、価格も抑えられています。
シンプル操作と発酵調理を重視する人
無印の「ラクラ・クッカー コンパクト」は圧力・蒸す・炒めるなど12種類のモードを備えたシンプル設計です。ボタンで調理方法を選び、時間を設定してスタートするという操作が基本になるため、電気圧力鍋を初めて使う人でも仕組みを理解しやすい構成になっています。
一方、上位機の「ラクラ・クッカー プラス コンパクト」は16種類のモードを持ち、22〜59℃の温度帯を指定できる発酵機能が加わっています。甘酒やヨーグルト、パン生地の発酵など、温度を一定に保つ必要がある調理をしたい場合は、この発酵機能を備えたプラスシリーズを選ぶ必要があります。無印モデルには発酵機能がないため、発酵調理を視野に入れているなら型番の確認が欠かせません。
発酵機能を使ったあんこ作りは「電気圧力鍋の発酵あんこ」の記事で、砂糖なしで甘くする温度と時間の目安を詳しく整理しています。プラスシリーズで発酵まで使いたい方は、あわせて確認しておくと仕上がりのイメージがつかみやすくなります。
ラクラ・クッカーが向いている人
- 初めての電気圧力鍋で、まず価格を抑えて試したい
- 調理方法を自分で選んで組み立てる感覚を大切にしたい
- 甘酒やヨーグルトなど発酵調理もしたい(プラスシリーズ)
- 予約や保温を長めに使いたい(最大12時間予約・最大24時間保温)
クックフォーミーが向いている人

クックフォーミーが向いているのは、献立を考える手間を減らし、内蔵レシピにおまかせしたい人です。レシピを選ぶと工程が自動で案内されるため、調理の判断を機械に委ねられます。
レシピにおまかせしたい人
250種類という内蔵レシピの豊富さは、ラクラ・クッカーとの最大の違いです。前菜からメイン、デザートまで幅広いジャンルがそろっており、そのうち40種類は水を使わずに食材自体の水分で仕上げる無水調理レシピとして案内されています。タッチパネル搭載モデルではWi-Fi接続で新しいレシピを追加できる仕組みも用意されており、内蔵レシピは購入後も更新されていく可能性があります(詳細はティファール公式サイトのクックフォーミー紹介ページを参照してください)。
「何を作るか」を毎回考えるのが負担に感じる人ほど、レシピを選ぶだけで完成に近づけるクックフォーミーの利点を実感しやすくなります。逆に、レシピに縛られず自分の感覚で調理方法を組み立てたい人には、前述のラクラ・クッカーの方が合っています。
大容量でつくりおきしたい人
クックフォーミーには3Lと6Lの2容量があり、6Lモデルは2〜6人分の調理に対応します。作り置きを前提とした調理や、家族の人数が多い家庭では、この容量的な余裕が活きます。
加えて最大15時間の予約調理に対応しているため、朝に材料を仕込んで夕方に仕上げるといった使い方もできます(内蔵レシピの一部は予約調理の対象外です)。調理後は自動保温が5時間、手動設定でも最大5時間まで保温できるため、当日中に食べる範囲であれば温かい状態を保ちやすい設計です。長時間の保温を重視する場合は、前述のとおりラクラ・クッカーの方が長く対応する点も覚えておくとよいでしょう。
予約と保温は、生活リズムに合わせて使い分けると効果的です。たとえば共働きの家庭なら、朝に材料をセットして夕方に予約完成、という使い方で「帰宅後すぐに温かい食事」が実現します。休日にまとめて作り置きをする家庭なら、大容量で一度に数食分を仕込み、小分けにして冷蔵・冷凍しておくと平日が楽になります。作ってから食べるまでの時間が空きやすい家庭は、保温時間の長さ(ラクラ・クッカーは最大24時間)も判断材料に入れておくと、より生活に合った1台を選べます。
3Lと6Lどちらを選ぶべきか
容量選びで迷う場合は、日常の食事量と作り置きの頻度を基準に考えます。公式スペックでは、呼び容量に対して調理に使える実容量(調理容量)はおおよそ3分の2程度が目安とされており、この比率は6Lモデルでも大きくは変わらないと考えられます。
3Lが向く世帯の目安
3Lモデルは、その日の食事分を中心に作る1〜3人程度の世帯に向きます。置き場所を取りたくない一人暮らしや二人暮らしの世帯にも扱いやすいサイズです。6Lモデルと比べて本体が小さく軽いため、出し入れの負担が少なく、キッチンが狭くても定位置を確保しやすいのも利点です。
調理容量から何人分か計算してみる
容量は満水の数字ではなく「調理容量」で見るのがコツです。目安の計算はシンプルで、次のように置き換えられます。
調理容量 ≒ 呼び容量 × 約3分の2(例:3.0L → 約2.0L/6.0L → 約4.0L)
ここにカレー1人前の仕上がり量を約350〜400mlとして当てはめると、3人分でおよそ1.05〜1.2Lです。調理容量2.0Lの3Lモデルなら、3人分を作ってさらに1〜2食分を作り置きしても入る計算になります。一人暮らし向けの2L前後のモデルでも、同じ「調理容量で考える」やり方を詳しく整理しているので、少人数世帯の方はあわせて参考にしてください。
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| 世帯人数の目安 | 推奨容量 | 考え方 |
|---|---|---|
| 1〜2人 | 3L(調理容量2.0L) | 日常の食事量なら十分収まる |
| 3人 | 3L〜6L | 作り置き頻度が低ければ3Lでも対応可 |
| 4人以上 | 6L(調理容量4.0L) | 煮込み料理・作り置きで容量に余裕が出る |
6Lが向く世帯の目安
6Lモデルは調理容量が約4.0Lと余裕があり、4人以上の世帯や、まとめて作って冷凍・保存する作り置き調理を重視する人に向きます。4人分のカレーで約1.4〜1.6L、作り置きに1〜2食分を足すと2L台に達することも珍しくないため、煮込み料理を数日分まとめて仕込みたい家庭ほど容量差が使い勝手に直結します。
反対に、少人数で毎回使い切る量しか作らない場合は、6Lだと必要以上に大きく、置き場所や洗い物の負担が増えます。作る量と頻度を思い浮かべて、3Lで足りるか一度想像してみると選び分けがはっきりします。
他社と比べたティファールの位置づけ
電気圧力鍋はシロカ・アイリスオーヤマ・パナソニックなど各社から出ています。そのなかでティファールを選ぶ理由はどこにあるのか、傾向を整理しておきます。
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| メーカー | 傾向 | 選ばれる理由 |
|---|---|---|
| ティファール | クックフォーミーのレシピ内蔵・自動化が強み。ラクラは温度設定も細かい | 献立をおまかせしたい人・本格的な低温/発酵をしたい人 |
| シロカ | コンパクトでデザイン性が高く洗いやすい | 見た目と扱いやすさ重視の人 |
| アイリスオーヤマ | 低価格帯が充実し自動メニューも豊富 | 価格を抑えたい人 |
| パナソニック | 仕上がりの完成度に定評 | 調理の質を重視する人 |
ティファールの最大の強みは、クックフォーミーに代表される「レシピ内蔵・自動案内」の完成度です。献立を考える負担そのものを減らしたい人には、他社にない魅力があります。また、ラクラ・クッカー プラスは温度を細かく設定できるため、低温調理や発酵を本格的にやりたい人にも向いています。逆に、とにかく安く済ませたいならアイリス、コンパクトさ重視ならシロカ、というように各社に得意分野があるため、何を優先するかを先に決めるとメーカー選びで迷いません(各社の仕様は変わることがあるため、比較時は最新の公式情報を確認してください)。
購入前に確認したい注意点
スペック表だけでは見えにくい、購入前に確認しておきたいポイントを整理します。特に消費電力とお手入れは、置き場所や日々の使い勝手に関わるため、事前に把握しておくと購入後のギャップを防げます。
消費電力とお手入れのしやすさ
クックフォーミー6Lモデルは1,200Wとハイパワーです。導入前に、使う予定のコンセントがどの回路につながっているかを確認しておくと安心です。
1,200Wは他の家電との同時使用に注意
消費電力から電流を概算すると、次のようになります。
1,200W ÷ 100V = 12A
一般的なキッチンの1回路は15A(約1,500W)程度で設計されていることが多く、そこへ電子レンジ(約1,400W)や電気ケトルを同じ回路で重ねると、合計が回路容量を超えてブレーカーが落ちる原因になり得ます。特に賃貸住宅などブレーカー容量に余裕がない住まいでは、同時に使う家電の組み合わせを見直しておくと安心です。
数値はあくまで概算の目安です。実際の回路構成や契約アンペアは住まいによって異なるため、同時使用でブレーカーが落ちる場合は、使う回路を分けるか、電力会社・管理会社に契約内容を確認してください。
消費電力が高いと電気代も気になりますが、実際の負担は大きくありません。電気圧力鍋は加圧に達するまではフルパワーに近く、加圧後は圧を保つ程度に消費が下がるためです。仮に消費電力どおり動いたとして、電気料金の目安単価31円/kWhで計算しても、1回の調理でおおむね数円〜十数円程度に収まります。ハイパワーのクックフォーミー6Lでも、加圧後は消費が下がるため、電気代を理由に避けるほどの負担にはなりにくいと考えてよいでしょう。正確な金額は契約している電力プランの単価で計算してください。
お手入れとパッキンなど消耗部品の交換
お手入れの面では、ラクラ・クッカーは蓋を本体から取り外せる構造のため、内釜やパッキンの手入れがしやすいという特徴があります。クックフォーミーは蓋が本体に接続されたまま開閉する炊飯器に近い構造で、パッキン周りの掃除がやや手間に感じられるという報告事例も見られます。日々のお手入れのしやすさを重視する場合は、購入前に構造の違いを踏まえておくとよいでしょう。
また、パッキンなどの消耗部品は使用頻度に応じて劣化するため、いずれのシリーズも定期的な交換が前提になります。ティファールでは部品注文の窓口が用意されており、密閉性が落ちてきたと感じたら早めの交換を検討すると、安全に使い続けられます。本体サイズもクックフォーミーの方が一回り大きいため、シンク周りで洗う際のスペースや収納棚の奥行きも、あわせて確認しておくとよいでしょう。
ティファールの製品ラインは時期によって併売や入れ替わりがあり、同じシリーズでも型番違いが複数存在します。この記事の型番・容量・価格は2026年7月時点で確認した公式スペックに基づく目安のため、購入前には必ず該当モデルの製品ページで最新情報を確認してください。
「そもそも電気圧力鍋自体が自分に必要か迷っている」という方は、いらない・めんどくさいと言われる理由と向く人の条件を整理した記事も判断材料になります。
それぞれの弱点と選ぶ前の注意
どちらのシリーズにも、購入前に知っておきたい弱点があります。良い面だけでなく短所も理解しておくと、買ってからのギャップを減らせます。
ラクラ・クッカーは、調理方法を自分で選ぶ設計のため、「材料を入れるだけで完成」を期待していると、思ったより手順を考える必要があると感じることがあります。また、無印モデルには発酵機能がないため、発酵調理を視野に入れるなら型番の確認が欠かせません。
クックフォーミーは、価格が高めで本体も大きいのが弱点です。レシピにおまかせできる反面、レシピから外れた自己流の料理はしにくく、蓋が本体につながった構造のためパッキン周りのお手入れがやや手間に感じられることもあります。「多機能で高価だが、使うのは一部のレシピだけ」となると、価格に見合わないと感じるかもしれません。
どちらの弱点も、「調理を自分で組み立てたいか、おまかせしたいか」「価格と本体サイズをどこまで許容できるか」をはっきりさせれば、納得して選べます。
ティファール電気圧力鍋(ラクラクッカー・クックフォーミー)に関するよくある質問(FAQ)
ラクラ・クッカーとクックフォーミーは電気代に差がありますか?
クックフォーミーの3Lと6Lはどちらを選べばいいですか?
ラクラ・クッカーで発酵調理はできますか?
クックフォーミーは予約調理ができますか?
保証内容はどちらも同じですか?
クックフォーミーの無水調理では何が作れますか?
初めての電気圧力鍋にはどちらが向いていますか?
まとめ|電気圧力鍋は操作方式とレシピ数で選ぶ

ティファールの電気圧力鍋を選ぶ際は、価格だけでなく「調理方法を自分で選ぶか、レシピにおまかせするか」という操作方式の違いに注目すると判断しやすくなります。シンプル操作と価格を重視するならラクラ・クッカー、内蔵レシピの豊富さと大容量を重視するならクックフォーミーが選択の軸になります。名前が似ているぶん混同しやすいので、系統の違いを押さえておくことが選び分けの第一歩です。
迷ったときは「毎日の献立と調理を機械にまかせたいか」を最初の分かれ道にすると整理しやすいです。まかせたいならクックフォーミー、自分で選んで作りたいならラクラ・クッカー。そのうえで容量と発酵の有無で機種を絞り込むと、候補が一気に狭まります。
容量については、調理容量が呼び容量の約3分の2という目安を使い、世帯人数と作り置きの頻度を照らし合わせて選ぶと失敗が少なくなります。本体サイズやお手入れのしやすさ、消費電力といった実務的な違いも見逃せないポイントです。
価格差は、ラクラ・クッカーの2〜3万円台に対しクックフォーミーは5万円前後と小さくありません。この差は「レシピの自動化と内蔵数、操作パネルの違いに支払う対価」と考えると納得しやすくなります。献立を考える手間から解放されたい人にとっては十分に価値のある投資ですが、料理を自分で組み立てたい人には過剰投資になりかねません。自分がどちらのタイプかを見極めることが、後悔しない選択につながります。型番・価格・仕様は変更される場合があるため、購入直前には必ずティファール公式サイトで最新のスペックを確認してください。