ノンフライヤーの食洗機対応|メーカー別に洗える部品・洗えない部品と、入れる前の下準備
ノンフライヤーで揚げ物や焼き魚を作ったあと、油でべたついたバスケットを洗うのは、けっこう手間ですよね。食洗機で洗えたら楽なのに、と思って調べてみても、「食洗機OK」と書いてある記事と「食洗機は使えない」と書いてある記事があって、どちらを信じればいいのか迷うところだと思います(実際に、メーカーごとに答えが違うので)。
先に結論をお伝えすると、ノンフライヤーを食洗機で洗えるかどうかは、メーカーと機種、そして部品によって決まります。たとえばCOSORIの PRO LE 4.7L は、取扱説明書でバスケットとクリスパープレートが食洗機に対応していると明記しています。一方で、アイリスオーヤマのノンフライ熱風オーブンやToffyのエアフライヤー ミニのように、取扱説明書で食洗機を使わないよう書いている機種もあります。そして、本体やヒーターの部分は、確認した範囲ではどのメーカーでも水洗いできません。
つまり、「ノンフライヤーは食洗機で洗える」とひとまとめには言えません。お使いの機種の取扱説明書で、どの部品が食洗機に対応しているかを確かめることが出発点になります。
この記事では、メーカー公式の取扱説明書やよくある質問をもとに、食洗機で洗える部品と洗えない部品を整理します。後半では、フッ素加工やアルミの部品が食洗機で傷む理由、食洗機に入るかの寸法の見方、入れる前の下準備、洗ったあとの乾かし方までまとめました。数値や記述は、メーカーの公式情報と取扱説明書の調査にもとづくものです。
- メーカー別に食洗機で洗える部品・洗えない部品
- 本体やヒーター部分など洗ってはいけない場所
- フッ素加工やアルミの部品が食洗機で傷む理由
- 食洗機に入れる前の下準備と洗ったあとの乾かし方
ノンフライヤーを食洗機で洗えるかはメーカーと部品で決まる
この章では、ノンフライヤーを食洗機で洗えるかどうかを、メーカーの公式情報から整理します。ノンフライヤーの食洗機対応は、「メーカー」「機種」「部品」の3つがそろって初めて判断できるので、どの機種のどの部品の話かをセットで見ていきます。
先に、今回確認できたメーカー公式の記述を表にまとめておきます。表のあとで、食洗機に対応しているメーカー、対応していないメーカー、記載がない機種の考え方、洗ってはいけない本体部分、素材ごとの注意、食洗機に入るかの寸法を順番に見ていきます。
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| メーカー・機種(出典) | 食洗機で洗える部品 | 食洗機を使わない部品・注意 |
|---|---|---|
| COSORI PRO LE 4.7L(取扱説明書) | バスケット、クリスパープレート | 本体は水に浸さない |
| フィリップス ノンフライヤー(よくある質問) | バスケットパン、バスケット、揚げ物用インサート | 加熱部分はやわらかいスポンジで拭く |
| レコルト エアーオーブン ミニ RAO-2(よくある質問) | バスケット、内アミ(対応しているコースで) | 本体は食洗機に対応していない |
| アイリスオーヤマ FVX-D3B(取扱説明書) | ― | フッ素コーティングのフライ用網・フライ用受け皿、付属のオイルスプレーは食器洗い乾燥機に入れない |
| Toffy K-HAF1(取扱説明書) | ― | 食器洗浄機・食器乾燥機を使わない(変形・破損の原因) |
| Ninja AF080J(製品ページ) | バスケット | ― |
| ショップジャパン カラットフライヤー(取扱説明書) | ― | バスケット・バスケットパン・セパレーターは食器洗浄機を使用できない |
表のとおり、同じノンフライヤーでも、食洗機で洗える機種と洗えない機種がはっきり分かれます。お使いの機種が表にない場合は、取扱説明書の「お手入れ」のページで、食洗機(食器洗い乾燥機)について書かれているかを確かめてください。
食洗機で洗えると明記しているメーカー
まず、食洗機に対応していると明記している例から見ていきます。COSORIの PRO LE 4.7L(CAF-L501-KJP)の取扱説明書には、お手入れの項目で、バスケットとクリスパープレートは食洗機に対応していると書かれています。洗剤を入れたお湯とやわらかいスポンジで洗うこともできるとされていて、食洗機と手洗いのどちらでもよいという扱いです。
フィリップスは、よくある質問のお手入れの案内で、ノンフライヤーのバスケットパン、バスケット、揚げ物用インサートは食洗機で洗うことができると案内しています(出典:フィリップス「ノンフライヤーのお手入れ方法」)。同じ案内では、ノンフライヤーの内部や加熱部分は、電源を抜いて冷めていることを確かめてから、別の方法でお手入れするよう書かれています。
レコルトは、エアーオーブン ミニ RAO-2 のよくある質問で、バスケットと内アミは食器洗い乾燥機を使用できるとしています。ただし、食器洗い乾燥機の取扱説明書に従って、対応しているコースで使うよう注意書きがあり、本体は食器洗い乾燥機に対応していないと明記しています。
Ninjaも、コンパクトなエアフライヤー AF080J の製品ページで、バスケットは食器洗い乾燥機に対応していると案内しています。同じページでは、バスケット内とプレートに有機フッ素化合物(PFAS)を使っていないナノセラミック加工をしていると説明していて、コーティングの素材もメーカーによってさまざまだと分かります。
ここで大事なのは、いずれも「部品を限定して」食洗機に対応しているという点です。バスケットやプレートが食洗機に対応していても、本体や付属品のすべてが対応しているわけではありません。同じメーカーでも、機種によって対応が違う可能性もあるので、「このメーカーなら全部大丈夫」とは考えないほうが安全です。
食洗機に対応している機種でも、メーカーは手洗いの方法もあわせて案内しています。汚れの具合や、食洗機の空き具合に合わせて、食洗機と手洗いを使い分けるくらいの気持ちで考えておくとよいでしょう。
バスケットとクリスパープレートを食洗機で洗える機種を選びたい場合は、取扱説明書で食洗機対応が明記されている COSORI PRO LE 4.7L が候補になります。価格や在庫は、購入前に各ショップで確かめてください。
食洗機を使わないよう書いているメーカー
一方で、取扱説明書で食洗機を使わないよう明記している機種もあります。アイリスオーヤマのノンフライ熱風オーブン FVX-D3B の取扱説明書では、フライ用網とフライ用受け皿はフッ素コーティングされているとしたうえで、金属たわしや固いブラシ、研磨剤などを使わないこと、食器洗い乾燥機に入れないことが書かれています。付属のオイルスプレーについても、食器洗い乾燥機には入れないよう書かれています。
Toffyのエアフライヤー ミニ K-HAF1 の取扱説明書でも、お手入れの注意として、食器洗浄機や食器乾燥機などを使わないよう書かれていて、理由は変形や破損の原因になるためとされています。
ショップジャパンのカラットフライヤーの取扱説明書でも、バスケット、バスケットパン、セパレーターのお手入れの項目で、食器洗浄機は使用できないと書かれています。本体についても、水に浸したり食器洗浄機に入れたりしないよう注意していて、理由として故障や感電、火災、やけどの原因になることを挙げています。
食洗機を使わないよう書かれている機種の部品を食洗機で洗うと、コーティングのはがれや変形につながるおそれがあります。こうした機種では、取扱説明書に書かれた方法で、手洗いでお手入れしてください。
購入前の方にとっては、食洗機対応かどうかは機種選びの大事な比較軸になります。毎日のように使う予定で、後片付けを食洗機に任せたいなら、取扱説明書やメーカーの公式ページで、バスケットやプレートが食洗機に対応していると明記されている機種を選ぶのが確実です。
1〜2人分のコンパクトな機種で、バスケットを食器洗い乾燥機で洗いたい場合は、製品ページで対応が案内されている Ninja AF080J も選択肢です。
Ninjaのエアフライヤーなどの加熱調理家電は、Ninjaの公式オンラインストアでも見られます。![]()
記載がない機種は手洗いが無難
取扱説明書やメーカーの公式ページを見ても、食洗機について何も書かれていない機種もあります。たとえば、ニトリのノンオイルフライヤー LD2S01 の商品ページや取扱説明書では、トレイが水洗いできることは書かれていますが、食洗機に対応しているかどうかは確認できませんでした。
食洗機への対応が書かれていない場合は、食洗機で洗えるとは考えず、手洗いにしておくのが無難です。食洗機は、高い温度のお湯と専用の洗剤、強い水流で洗う家電なので、手洗いを前提に作られた部品には負担が大きいことがあるからです。
どうしても食洗機で洗いたい場合は、メーカーのお客様相談窓口に、型番と部品名を伝えて問い合わせるのが確実です。「食洗機で洗えますか」だけでなく、「どの部品が」「どのコースなら」まで聞いておくと、あとで迷わずに済みます。
取扱説明書が手元にない場合でも、多くのメーカーは公式サイトで取扱説明書を公開しています。型番で検索して、お手入れのページだけでも確認しておくと、自己判断で食洗機に入れて部品を傷めるリスクを減らせます。
販売店の商品説明に「食洗機対応」と書かれていることもありますが、メーカーの取扱説明書と表現が違う場合は、取扱説明書のほうを優先してください。販売店の説明は、対象の部品やコースが省略されていることがあるためです。
本体とヒーター部分は水洗いできない

食洗機に対応している機種でも、どのメーカーでも共通しているのが、本体やヒーターの部分は水洗いできないという点です。
COSORIの取扱説明書では、本体の外側は必要に応じて濡らした布で拭くよう書かれていて、筐体や電源コード、プラグを水に浸さないよう注意されています。レコルトのよくある質問でも、本体は食器洗い乾燥機に対応していないとしています。Toffy K-HAF1 の取扱説明書でも、本体は乾いたやわらかい布で拭くよう書かれています。
本体の内側、特にヒーターの周りに油やカスがついた場合は、電源プラグを抜き、本体が完全に冷めてから、かたく絞った布などでやさしく拭き取るのが基本です。フィリップスのよくある質問でも、加熱部分のお手入れは、電源を抜いて冷めていることを確かめてから行うよう案内されています。
ノンフライヤーの本体やヒーター部分は、水をかけたり、水に浸したり、食洗機に入れたりしないでください。感電や故障の原因になります。お手入れは必ず電源プラグを抜き、本体が冷めてから行い、洗った部品は完全に乾かしてから本体に戻しましょう。
取り外せるバスケットやプレートと、取り外せない本体を分けて考えるのがポイントです。食洗機で洗えるのは、あくまで「取り外せて、取扱説明書で食洗機対応とされている部品」だけだと覚えておきましょう。
フッ素加工やアルミの部品が食洗機で傷む理由

食洗機で洗えない部品があるのは、部品の素材と、食洗機の洗い方の相性によるものです。ノンフライヤーのバスケットやプレートには、焦げつきにくくするためのフッ素樹脂加工がされていたり、アルミが使われていたりします。
パナソニックの食器洗い乾燥機のよくある質問では、食洗機で洗えないものとして、フッ素加工を施したもので表面に傷や剥がれがあるものを挙げていて、コーティングがはがれるおそれがあるとしています。また、アルカリ洗剤に弱いものとして、アルミ製や銅製の調理器具は専用洗剤の成分により表面が酸化し変色することがあると説明しています(出典:パナソニック「【卓上型】食洗機で洗えないものは」)。
リンナイの食器洗い乾燥機のよくある質問でも、フッ素樹脂加工を施したフライパンなどで表面に傷やはがれのあるものは、コーティングがはがれることがあるとしています。アルマイト処理をしていないアルミ製のなべや食器は、白くなり、その後灰色に変色するとも書かれています。
ノンフライヤーの部品に使われている素材は、フッ素樹脂加工、ナノセラミック加工、アルミなど、メーカーや機種によってさまざまです。素材が違えば、食洗機の熱や洗剤との相性も変わります。素材の名前だけで食洗機に入れてよいかを判断せず、メーカーが取扱説明書で示している扱いに従うのが確実です。
このことから、食洗機対応とされている部品でも、コーティングに傷がついてきたら、食洗機を控えて手洗いに切り替えるのが安心だと考えられます。コーティングの傷は、金属のトングやフォークでこすったり、硬いたわしで洗ったりすることで増えていくので、日ごろの扱い方も大切です。
食洗機に入るかはバスケットの寸法で確かめる
食洗機で洗える部品でも、実際に食洗機に入らなければ洗えません。ノンフライヤーのバスケットは深さがあるものが多く、卓上型の食洗機では入りきらないこともあります。
寸法を公表している例として、ニトリ LD2S01 の商品ページでは、バスケットが135×139×63mm、トレイが160×158×98mmとされています。食洗機側では、パナソニックの卓上型食洗機 NP-TZ500 などで、鍋は高さ10cm以下が目安とされています。この2つを比べると、LD2S01 のトレイの高さ98mmは、10cm(100mm)の目安の内側に収まる計算です。
なお、LD2S01 は先ほどのとおり食洗機への対応が確認できない機種なので、ここでの計算は寸法の比べ方の例です。寸法が収まることと、食洗機で洗ってよいことは別の話なので、必ず取扱説明書で対応を確かめてください。
ただし、食洗機のメーカーは、形状やセットのしかたによっては入らない場合があるとも注記しています。持ち手の出っ張りや、カゴの仕切りとの位置関係でも入るかどうかは変わります。寸法はあくまで目安として、実際にカゴに置いてみて、ノズルや回転アームに当たらないかを確かめてください。
同じ LD2S01 のバスケットは高さ63mmなので、食洗機の高さの目安までは37mmの余裕がある計算です(100mm-63mm)。ただし、バスケットには持ち手がついていることが多く、持ち手を含めた長さがカゴに収まるかも確かめる必要があります。
多くのメーカーは、バスケットの寸法を本体の外寸ほど細かく公表していません。寸法が分からない場合は、バスケットの高さと直径(または縦横)を定規で測り、お使いの食洗機の取扱説明書にある「入れられる鍋やフライパンの大きさ」と比べてみるのが手軽です。
ノンフライヤーの部品を食洗機で洗うときの手順と注意
ここからは、食洗機に対応している部品を、実際に食洗機で洗うときの手順と注意を整理します。基本の流れは、冷ましてから焦げと油を落とす、コースと置き方を決める、洗ったあとによく乾かす、の3段階です。どの段階も数分でできる作業なので、習慣にしてしまえば負担はほとんどありません。
食洗機に対応していない機種をお使いの方のために、手洗いの基本も最後に簡単にまとめておきます。どちらの場合も、お使いの機種の取扱説明書が最優先です。手間のかかる作業はほとんどないので、毎回の後片付けの流れとして組み込んでみてください。
ここで紹介する手順は、ノンフライヤーのメーカーと食洗機のメーカーの公式情報を組み合わせたものです。取扱説明書と食い違う場合は、取扱説明書のほうに従ってください。
入れる前に冷まして焦げと油を落とす
ノンフライヤーの部品を食洗機に入れる前に、まず本体とバスケットを冷ましましょう。調理直後のバスケットはとても熱く、やけどのおそれがあります。COSORIの取扱説明書でも、お手入れの前に本器を完全に冷ますよう書かれていて、バスケットを引き出すと早く冷ませるとしています。
次に、焦げつきや固まった油を落としておきます。パナソニックの食器洗い乾燥機の使い方の案内では、予洗いは原則不要としつつ、焼けこげやこびりつき、ひどい油の固まりは先に落としてからセットするよう書かれています。ノンフライヤーのバスケットの底にたまった油も、キッチンペーパーなどで拭き取ってから入れると、食洗機の中に油が広がりにくくなります。
こびりつきが強い場合は、つけ置きが役に立ちます。フィリップスのよくある質問では、お湯と中性洗剤にバスケットなどを浸しておく方法が紹介されています。COSORIの取扱説明書では、がんこな油汚れには、重曹と水を練ったペーストを使う方法が書かれています。
COSORIの取扱説明書に書かれている重曹ペーストの分量は、重曹30mL(大さじ2杯)に水15mL(大さじ1杯)です。やわらかいスポンジでこすり、しばらく置いてから洗い流す方法が案内されています。つけ置きの方法や時間は機種によって違うので、お使いの機種の取扱説明書を確かめてください。
ショップジャパンのカラットフライヤーの取扱説明書では、汚れが取れない場合は、バスケットとセパレーターをバスケットパンにセットした状態で、中性洗剤を薄めた湯に10分間つけてからもう一度洗う方法が紹介されています。つけ置きの時間の目安として参考になります。
焦げを落とすときに、金属たわしや研磨剤入りのスポンジを使うのは避けましょう。アイリスオーヤマの取扱説明書でも、フッ素コーティングを傷つけるので、金属たわしや固いブラシ、研磨剤などは使わないよう書かれています。コーティングに傷がつくと、先ほどのとおり、食洗機でコーティングがはがれる原因にもなります。
食洗機のコースと置き方
食洗機のコースは、ノンフライヤーのメーカーの案内と、食洗機の取扱説明書の両方に合わせて選びます。レコルトのよくある質問では、食器洗い乾燥機の取扱説明書に従って、対応しているコースで使うよう書かれています。
食洗機の中での置き方にも気を配りましょう。バスケットやプレートのコーティング面が、ほかの食器やカゴの金具とぶつかると、傷の原因になります。コーティング面どうしを重ねたり、金属のカトラリーのそばに置いたりしないようにすると安心です。
食洗機の洗剤にも注意が必要です。パナソニックのよくある質問にあるとおり、アルミ製の調理器具は、専用洗剤の成分で表面が酸化し変色することがあります。お使いのノンフライヤーの部品がアルミ製で、食洗機に対応していると書かれている場合でも、洗剤のパッケージに「アルミ製品には使えない」といった表示がないかを確かめておくとよいでしょう。
ノンフライヤーの部品を食洗機に入れる前の確認は、取扱説明書でその部品が食洗機対応か確かめる、本体とバスケットを冷ます、焦げと油を先に落とす、食洗機に入る大きさか確かめる、洗剤の注意表示を見る、の5つです。本体とヒーター部分は、食洗機には入れません。
洗ったあとはよく乾かしてから組み立てる

食洗機で洗い終わったら、部品をよく乾かしてから本体に戻します。水気が残ったまま本体に戻すと、次に使うときに水滴がヒーターの近くで蒸発したり、部品のすき間に水がたまったりする原因になります。
COSORIの取扱説明書では、お手入れのあとは本器を完全に乾燥させるよう書かれています。シロカのノンフライオーブンの取扱説明書では、焼き網を濡れたまま置いておくとサビの原因になると注意されています。食洗機の乾燥が終わっても、バスケットの網目や角に水が残っていることがあるので、やわらかい布で拭いておくと安心です。
食洗機の乾燥機能についても、機種ごとの扱いを確かめておきましょう。Toffy K-HAF1 の取扱説明書では、食器洗浄機だけでなく食器乾燥機も使わないよう書かれていて、理由は変形や破損の原因になるためです。食洗機に対応していない部品は、乾かすときも自然乾燥や布での拭き取りにしておくと安心です。
組み立てるときは、部品の向きや取り付け位置を取扱説明書で確かめましょう。プレートや網の向きが逆になっていると、熱風の流れが変わったり、バスケットがしっかりはまらなかったりすることがあります。
毎回の後片付けを楽にしたいなら、使ったらすぐに油を拭き取っておくことも効果的です。油が冷えて固まる前に拭いておけば、食洗機でも手洗いでも、汚れが落ちやすくなります。
食洗機を使わない場合の手洗いのコツ
食洗機に対応していない機種や、食洗機に入らない部品は、手洗いでお手入れします。ここでは、手洗いの基本だけを簡単にまとめておきます。
基本は、台所用の中性洗剤と、やわらかいスポンジを使うことです。Toffy K-HAF1 の取扱説明書では、食器用洗剤以外の洗剤や研磨剤を含む洗剤、金属たわしなどは、傷がついたり変色したりする原因になるので使わないよう書かれています。汚れが落ちにくいときは、先ほどのつけ置きの方法を組み合わせてください。
食洗機に対応している機種でも、手洗いのほうが手早い場面もあります。COSORIの取扱説明書でも、バスケットとクリスパープレートは、洗剤を入れたお湯とやわらかいスポンジで洗うこともできるとしています。油汚れが軽いときは手洗い、焦げつきやこびりつきがあるときはつけ置きのあとに食洗機、というように使い分けるのも一つの方法です。
家電の部品のお手入れの考え方は、ほかの調理家電でも共通する部分が多くあります。部品ごとの洗い方の考え方は、電気圧力鍋のお手入れを簡単にするコツでも整理しています。
食洗機対応かどうかは、取扱説明書の「お手入れ」のページを開けば数分で確かめられます。確かめるポイントは、どの部品が対応しているか、どのコースで洗えるか、の2つだけです。この2つが書かれていなければ、手洗いと考えておけば間違いは少なくなります。
ノンフライヤーと食洗機についてよくある質問
食洗機で洗ったら、バスケットが白っぽくなりました。
アルミが使われている部品では、食洗機の専用洗剤の成分で表面が変色することがあります。リンナイのよくある質問では、アルマイト処理をしていないアルミ製のなべや食器は、白くなり、その後灰色に変色するとしています。取扱説明書で食洗機対応とされているかを改めて確かめ、対応していない場合は手洗いに切り替えてください。
食洗機対応の機種なら、毎回食洗機で洗っても大丈夫ですか?
取扱説明書で対応とされている部品なら、食洗機で洗って問題ありません。ただし、コーティングに傷やはがれが出てきたら、食洗機を控えたほうが安心です。パナソニックやリンナイは、フッ素加工で表面に傷やはがれがあるものは、食洗機でコーティングがはがれるおそれがあるとしています。
付属のオイルスプレーも食洗機で洗えますか?
機種によって違います。アイリスオーヤマ FVX-D3B の取扱説明書では、付属のオイルスプレーは食器洗い乾燥機に入れないよう書かれています。付属品は本体の部品とは別に扱いが書かれていることがあるので、付属品ごとに取扱説明書を確かめてください。
バスケットが食洗機に入らないときはどうすればいいですか?
無理に入れると、ノズルや回転アームに当たって、うまく洗えなかったり、部品や食洗機を傷めたりするおそれがあります。入らない部品は手洗いにしましょう。お湯と中性洗剤でつけ置きしてから、やわらかいスポンジで洗うと、手洗いでも汚れが落ちやすくなります。
食洗機対応かどうかは、どこを見れば分かりますか?
取扱説明書の「お手入れ」や「お手入れのしかた」のページを見るのが確実です。メーカーの公式サイトの製品ページやよくある質問に書かれていることもあります。取扱説明書が手元にない場合は、多くのメーカーが公式サイトで取扱説明書を公開しているので、型番で探してみてください。
取扱説明書とよくある質問で書いてあることが違うときは?
実際に、ショップジャパンのカラットフライヤーでは、取扱説明書ではバスケットやセパレーターの項目で食器洗浄機は使用できないとしている一方、よくある質問ではセパレーターなどは使用可能と書かれていて、扱いが食い違っています。このように記述が分かれる場合は、より慎重なほうに合わせて手洗いにしておくか、メーカーに問い合わせて確かめるのが安心です。
まとめ|ノンフライヤーの食洗機対応は取扱説明書の部品単位で確かめる
ノンフライヤーを食洗機で洗えるかどうかは、メーカーと機種、部品によって決まります。COSORI PRO LE 4.7L のバスケットとクリスパープレート、フィリップスのバスケットパンやバスケット、レコルト RAO-2 のバスケットと内アミのように、部品を限定して食洗機対応とされている機種がある一方で、アイリスオーヤマ FVX-D3B や Toffy K-HAF1 のように、食洗機を使わないよう書かれている機種もあります。
本体とヒーター部分は、確認した範囲ではどのメーカーでも水洗いできません。食洗機への対応が書かれていない機種は、手洗いにしておくのが無難です。フッ素加工で表面に傷があるものや、アルミ製の部品は、食洗機でコーティングがはがれたり変色したりするおそれがあります。
食洗機で洗うときは、冷ましてから焦げと油を落とし、食洗機に入る大きさかを確かめ、対応しているコースで洗い、よく乾かしてから組み立てる、という流れが基本です。
この記事で紹介した内容は、メーカーの公式情報と取扱説明書にもとづく一般的な目安です。同じメーカーでも機種によって対応が違うことがあります。正確な情報は、お使いの機種の取扱説明書やメーカーの公式サイトをご確認ください。判断に迷うときは、メーカーのお客様相談窓口に、型番と部品名を伝えて問い合わせるのが確実です。
後片付けが楽になれば、ノンフライヤーを使う回数も自然と増えていきます。自分の機種の対応を確かめて、無理のないお手入れの方法を選んでください。