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COOKING / RESEARCH REPORT

ノンフライヤーで後悔する6つの理由|買う前に確かめたい大きさ・容量・音・手入れ

キッチンカウンターに置いたノンフライヤーの写真と、後悔しやすいポイントと買う前の判断基準と書かれた表紙

ノンフライヤーで後悔しやすいポイント|買う前に確かめたい大きさ・容量・音・手入れの判断基準

Kaden Lab研究員レン

RESEARCHER / レン

こんにちは。Kaden Lab研究員のレンです。

ノンフライヤーが気になっているけれど、「買って後悔した」という声も目にして迷っている。置き場所に困らないか、思ったほど使わなくならないか、揚げ物がおいしくできるのか。数万円する家電なので、慎重になるのは当然だと思います(比べるポイントが多いので)。

先に結論をお伝えすると、ノンフライヤーの後悔には、買う前に取扱説明書と仕様表を確かめることで防げるものが多いと考えています。特に見ておきたいのは、本体の大きさと設置に必要な空き寸法、容量と一度に作れる量、揚げ物用の機械ではないという前提、音、手入れのしやすさ、そして電気代とコンセントの6点です。

たとえば置き場所ひとつとっても、COSORIの PRO LE 4.7L の取扱説明書では、本体の上部と背面に13cm以上のスペースを空けるよう書かれています。本体の寸法だけを見て置き場所を決めると、実際には必要な空きが足りない、ということが起こりえます。

この記事では、ノンフライヤーで後悔しやすいポイントを、メーカーの取扱説明書・公式情報・公的な事故情報をもとに整理します。後半では、後悔しないための判断基準と、そもそも買わなくてよいケースまでまとめました。数値は、メーカーの公式情報と取扱説明書の調査にもとづくものです。

  • ノンフライヤーで後悔しやすい6つのポイント
  • 本体の大きさと設置に必要な空き寸法の見方
  • 容量・音・手入れ・電気代を買う前に確かめる方法
  • 後悔しないための判断基準と買わなくてよいケース
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ノンフライヤーで後悔しやすいポイントと原因

この章では、ノンフライヤーで後悔しやすいポイントを、原因とあわせて整理します。ノンフライヤーの後悔は、「思っていたのと違った」というずれから生まれることがほとんどです。そのずれが、どの仕様や取扱説明書の記述を見落としたことで起きるのかを、1つずつ見ていきます。

先に、主要な機種の大きさと定格消費電力を表にまとめておきます。表のあとで、置き場所、容量、揚げ物との違い、音とにおい、手入れ、電気代とコンセントの順に見ていきます。

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機種(出典) 容量 外形寸法(幅×奥行×高さ) 質量 定格消費電力
COSORI PRO LE 4.7L(公式ページ) 4.7L(3〜5人分) 27.4×36.5×30.7cm(ハンドルと排気口を含む) 4.54kg 1230W
Ninja AF080J(公式ページ) バスケット約1.9L 202×276×247mm 約2.5kg 1000W
ニトリ LD2S01(商品ページ) 2L(専用バスケット使用時は1L) 205×265×281mm 約2.8kg 1000W
Toffy K-HAF1(取扱説明書) 1.2L 約190×245×245mm 約2kg 800W

表のとおり、同じノンフライヤーでも、大きさや容量、消費電力には大きな幅があります。後悔を防ぐ第一歩は、自分が買おうとしている機種の数字を、置き場所や使い方と照らし合わせることです。

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置き場所が足りない

ノンフライヤーの後悔で、まず挙がりやすいのが置き場所です。ノンフライヤーは、ヒーターで温めた空気をファンで循環させる家電なので、本体の後ろや上から熱い空気を出します。そのため、本体の寸法に加えて、周りに空ける空間が必要になります。

COSORIの PRO LE 4.7L の取扱説明書では、本体の上部と背面に13cm以上のスペースを空け、バスケットを取り外せるよう前面にも十分なスペースを確保するよう書かれています。Toffyのエアフライヤー ミニ K-HAF1 の取扱説明書では、後方20cm以上、上方10cm以上、側面10cm以上を空けるよう図で示されています(出典:Toffy エアフライヤー ミニ K-HAF1 取扱説明書)。

つまり、置き場所は「本体の寸法+取扱説明書で決められた空き寸法」で考える必要があるということです。COSORI PRO LE 4.7L なら、奥行36.5cmに背面の13cmを足すと、奥行だけで50cm近い空間が必要になる計算です。

空き寸法が足りないとどうなるかについては、公的な事故情報にも手がかりがあります。横浜市消防局の調査報告では、遊技場のカフェブースで起きたノンオイルフライヤーの火災について、本体が壁から約3cmの位置に置かれ、排気口と壁の距離が足りなかったことが要因の一つとして挙げられています。家庭とは使い方の違う例ですが、空き寸法が安全のための決まりであることが分かります。

キッチンのカウンターや棚に置くつもりなら、上に吊り戸棚がないか、壁までの距離が足りるかを、買う前にメジャーで測っておきましょう。

置き場所を取りにくいコンパクトな機種を選びたい場合は、幅約20cmで1〜2人分向けの Ninja AF080J が候補になります。価格や在庫は、購入前に各ショップで確かめてください。

Ninjaのエアフライヤーなどの加熱調理家電は、Ninjaの公式オンラインストアでも見られます。

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容量が足りない・表示容量ほど入らない

次に多いのが、容量の後悔です。「2Lあれば十分だと思ったのに、家族分を一度に作れなかった」というように、容量の数字と実際に入れられる量のずれが後悔につながります。

まず知っておきたいのが、表示の容量と、実際に食材を入れられる量は同じではないということです。ニトリの LD2S01 は、容量2Lと表示されていますが、専用バスケットを使う場合は1Lとされています。さらに、Toffy K-HAF1 の取扱説明書では、バスケットの縁から1cm以上あけて食材を入れるよう書かれています。

庫内の寸法を公開している機種なら、入れられる量をもっと具体的にイメージできます。ニトリ LD2S01 の商品ページでは、トレイの内側が幅160×奥行158×高さ98mm、バスケットの内側が幅135×奥行139×高さ63mmとされています。はがき(約100×148mm)と比べると、幅は3cm以上広く、奥行はわずかに狭い広さです。この寸法を目安にすると、から揚げやコロッケを重ねずに並べられる数の見当がつきます。

入れすぎにも注意が必要です。COSORIの PRO LE 4.7L の取扱説明書では、バスケットに食材を入れすぎないよう書かれていて、山盛りにすると食材が加熱コイルに接触し、火災の原因になる可能性があるとしています。ノンフライヤーは、食材の間を熱風が通ることで加熱するので、重ねて詰め込むと、焼きむらの原因にもなります。

人数の目安は、メーカーが表示していることがあります。COSORI PRO LE 4.7L は公式ページで3〜5人分としています。こうした目安は参考になりますが、から揚げやフライドポテトのように量が多くなりがちな料理を家族分まとめて作りたい場合は、目安より余裕のある容量を選ぶか、2回に分けて作る前提で考えておくと、後悔しにくくなります。

一度に作れる量の例として、アイリスオーヤマのノンフライ熱風オーブン FVX-D3B は、公式の商品情報で、コロッケなら6個、から揚げなら400g、エビフライなら6尾と紹介されています。このように具体的な量が示されている機種なら、家族の人数と照らし合わせやすくなります。

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揚げ物と同じ仕上がりを期待すると後悔しやすい

ノンフライヤーは熱風で焼き上げる家電で、少量の油で揚げ物に近い仕上がりを目指すものだと説明した図解
たっぷりの油で揚げる機械ではないという前提

ノンフライヤーの後悔で意外と多いのが、「揚げ物と同じ味にならなかった」というものです。ここは、ノンフライヤーがどういう家電かを知っておくと、期待とのずれを小さくできます。

COSORIの PRO LE 4.7L の取扱説明書には、これは揚げ物用の機械ではない、と書かれていて、バスケットに油や揚げ油などの液体を入れないよう注意されています。ノンフライヤーは、たっぷりの油で揚げるのではなく、熱風で焼き上げる調理家電です。油で揚げたものと食感や風味が違うのは、そもそもの加熱方法が違うからです。

そのうえで、メーカーはサクッとした食感に近づける方法も案内しています。同じ取扱説明書では、サクサクした食感を得るために8〜15mL(大さじ½〜1杯)の油を加えるとしていて、30mL(大さじ2杯)以上は加えないよう書かれています。「油をまったく使わない」と考えるより、「少量の油で揚げ物に近い仕上がりを目指す家電」と考えておくほうが、期待とのずれは小さくなります。

「まずい」と感じたときの原因と直し方は、ノンフライヤーの料理がまずい原因と直し方をまとめた記事で症状ごとに整理しています。

油の量を減らせる割合をうたう表示もよく見かけます。たとえばNinjaの AF080J の公式の仕様ページでは、油で揚げるより脂質を75%以上低減するとしたうえで、カットした生ジャガイモを油で揚げたフライドポテトとの比較であることを注記しています。こうした数字は、何と比べた数字なのかという条件をあわせて読むのが大切です。条件が書かれていない表示は、そのまま自分の料理に当てはまるとは限りません。

なお、消費者庁は、商品の効果をうたう表示について、事業者に合理的な根拠を示す資料の提出を求めることができ、提出できなければ不当表示とみなされるしくみを設けています。表示の数字は、条件つきの目安として受け止めておくと安心です。

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音とにおい・煙が気になる

フィリップスの最大65dB、COSORI PRO LE 4.7Lの55dBという運転音の目安と、毎回のお手入れが必要な理由をまとめた図解
運転音の目安と毎回の確実なお手入れ

ノンフライヤーはファンで空気を循環させるので、運転中はある程度の音がします。この音が思ったより大きく感じて、後悔につながることがあります。

音の大きさを公式に示している例として、フィリップスのよくある質問では、ノンフライヤーのファンの音は最大65dB(デシベル)で、一般的な掃除機の作動音と同じ程度の音量だと説明されています。COSORIの PRO LE 4.7L は、公式ページで55dBの静音運転をうたっています。ただし、どちらも測定の条件までは書かれていないので、機種どうしを単純に比べるのではなく、目安として受け止めてください。

においや煙についても、メーカーが取扱説明書で説明しています。Toffy K-HAF1 の取扱説明書では、初めて使うときはにおいや煙が少し出ることがあるが故障ではないとしています。金属音がすることがあるが、ヒーターの膨張によるもので故障ではない、とも書かれています。

COSORIの取扱説明書では、白い煙は脂が加熱されたり食品がはねたりして出るもので問題はない一方、黒い煙は食品が焦げているか回路に支障があるサインなので、すぐに電源を切ってプラグを抜くよう書かれています。煙が出たときは、色で見分けてください。

音については、ファンが本体を冷やすために回っていることも知っておくとよいでしょう。フィリップスのよくある質問では、ファンは内部部品の温度が上がり過ぎないようにするためのものだと説明されています。つまり、音がするのは正常な動作の一部で、ファンの音をなくすことはできません。気になるかどうかは、使う時間帯と置き場所しだいです。

寝ている家族がいる時間や、集合住宅で夜遅くに使うことが多いなら、音の大きさは事前に気にしておきたいポイントです。においについては、調理中に換気扇を回すなど、使い方で軽くできる部分もあります。

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手入れの手間と油汚れ

ノンフライヤーは、揚げ物のように大量の油を使わないので後片付けが楽、と言われます。ただ、毎回の手入れが必要なことに変わりはありません。手入れの手間を軽く見ていると、後悔につながります。

Toffy K-HAF1 の取扱説明書では、使用後は必ず毎回お手入れをするよう書かれていて、調理くずや油脂分が残ったまま調理すると、発煙や火災の原因になるとしています。バスケットの下にたまった油や、ヒーター周りに飛んだ油は、毎回取り除いておく必要があります。

手入れを軽く見てはいけない理由は、公的な事故情報にも表れています。製品評価技術基盤機構(NITE)の事故情報には、熱風式の電気フライヤーで、調理で出た油脂類の食品かすが清掃できない部分にたまり、調理の熱で出火したと推定される火災が登録されています(出典:NITE 事故情報)。この例は、清掃できない構造だったことが原因と推定されていて、手入れのしやすさが安全にも関わることが分かります。

手入れの手間を減らしたいなら、バスケットやプレートが食洗機に対応しているかも確かめておきたいところです。食洗機に対応しているかどうかは、機種や部品によって違います。

毎回の手入れを続けるコツは、使い終わったら本体が冷めるのを待ってから、すぐにバスケットの油を捨てて洗うことです。油が冷えて固まる前に片づけておけば、汚れが落ちやすく、次に使うときに煙やにおいが出るのも防げます。手入れを後回しにしがちな方ほど、取り外しやすく洗いやすい構造の機種を選ぶと、使わなくなるのを防ぎやすくなります。

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電気代とコンセントの落とし穴

ノンフライヤーは1000W前後の機種が多く、電子レンジやドライヤーと同じくらいの電力を使う家電です。電気代と、コンセントの使い方も確かめておきましょう。

電気代の上限の目安は、「定格消費電力(kW)×使用時間(h)×31円」で計算できます。31円/kWh(税込)は、全国家庭電気製品公正取引協議会が示す電気代の目安単価です。COSORI PRO LE 4.7L(1230W)で15分使うと、1.23kW×0.25h×31円=約9.5円、毎日15分使って30日なら約286円です。Toffy K-HAF1(800W)で15分なら、0.8kW×0.25h×31円=6.2円です。

ただし、これは最大出力で動き続けた場合の上限です。ノンフライヤーのヒーターは、設定温度を保つために加熱と停止をくり返すので、実際の電気代はこれより少なくなると考えられます。家電の電気代の計算方法は、電子レンジの電気代は1分いくら?計算式と出力別の早見表でも詳しく解説しています。

見落としやすいのが、コンセントです。Toffy K-HAF1 の取扱説明書では、交流100V・定格15A以上のコンセントを単独で使うよう書かれていて、他の器具と併用するとコンセントが異常発熱して発火することがあるとしています。電子レンジや電気ケトルと同じ延長コードやタップにつないで使うと、ブレーカーが落ちたり、発熱の原因になったりするおそれがあります。

ノンフライヤーは、取扱説明書に従って壁のコンセントに単独でつないで使ってください。延長コードやタップで電子レンジなど消費電力の大きい家電と一緒に使うと、コンセントが異常発熱して発火するおそれがあります。設置時の空き寸法も、取扱説明書の数値を守りましょう。

家族分をまとめて作りたい場合は、容量4.7Lで、取扱説明書に設置の空き寸法やお手入れの方法が細かく書かれている COSORI PRO LE 4.7L も選択肢です。

ノンフライヤーで後悔しないための判断基準

ここからは、ノンフライヤーで後悔しないための判断基準を整理します。前の章で見た後悔のポイントは、ほとんどが買う前に確かめられるものです。置き場所、容量、手入れのしやすさの3つを押さえたうえで、そもそも買わなくてよいケースも考えておきましょう。

ここで紹介する判断基準は、取扱説明書と仕様表を読むときのチェックリストとして使えます。どれも、メジャーと取扱説明書があれば数分で確かめられるものばかりです。気になる機種があれば、メーカーの公式サイトで取扱説明書を開き、確かめながら読み進めてみてください。

いずれも、最終的な判断の基準は、お使いになる予定の機種の取扱説明書です。ここで紹介する数値は、複数のメーカーの公式情報を並べた目安として受け止めてください。

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置く場所を測ってから機種を選ぶ

置き場所を測る、コンセントを確認する、容量を見極める、手入れの構造を見るという購入前の4つの確認項目
後悔しないための購入前チェックリスト

後悔しないためにいちばん大切なのは、置く場所を先に決めて、測ってから機種を選ぶことです。機種を先に決めてから置き場所を探すと、空き寸法が足りない、吊り戸棚が近すぎる、といった問題に後から気づくことになります。

測るときは、幅・奥行・高さの3方向と、上方・背面・側面の空きを確かめます。COSORIの PRO LE 4.7L のように、本体の寸法をハンドルや排気口を含めた数字と含めない数字の両方で公開している機種もあります。置き場所の検討には、出っ張りを含めた大きいほうの数字を使いましょう。COSORI PRO LE 4.7L の場合、奥行はハンドルと排気口を含むと36.5cm、含まないと29.6cmで、6.9cmの差があります。この差を見落とすと、置いてみたら奥行が足りなかった、ということになりかねません。

前面の空間も忘れずに確かめてください。ノンフライヤーは、バスケットを手前に引き出して使うものが多いので、本体の前に、バスケットを引き出して食材を出し入れできるだけの空間が必要です。

コンセントの位置も一緒に確かめておきましょう。電源コードの長さは機種によって違い、Ninja AF080J の公式ページでは約1.8m、ニトリ LD2S01 の商品ページでは約1.2mとされています。60cmの違いがあるので、コンセントから少し離れた場所に置きたい場合は、コードの長さも比べておきましょう。置きたい場所から、単独で使える壁のコンセントまで届くかを確かめておくと、延長コードに頼らずに済みます。

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人数と作りたい料理から容量を決める

容量は、家族の人数と、よく作りたい料理から決めるのが現実的です。1〜2人分のおかずや、冷凍食品を少しずつ温めるくらいなら、Toffy K-HAF1(1.2L)や Ninja AF080J(約1.9L)のようなコンパクトな機種でも足りることが多いでしょう。

家族分のから揚げやフライドポテトをまとめて作りたいなら、COSORI PRO LE 4.7L のように容量の大きな機種が候補になります。ただし、容量が大きいほど本体も大きく重くなるので、先ほどの置き場所との兼ね合いで決めましょう。表の機種でも、質量は約2kgの Toffy K-HAF1 から4.54kgの COSORI PRO LE 4.7L まで2倍以上の差があります。使うたびに棚から出し入れするつもりなら、重さも後悔のポイントになります。

迷ったときは、「一度に作りたい量」を具体的に思い浮かべてみるのがおすすめです。アイリスオーヤマ FVX-D3B のように、一度に作れる量をコロッケ6個、から揚げ400gといった形で示している機種なら、家族の食べる量と比べやすくなります。量が示されていない機種は、容量が大きめのものを選ぶか、2回に分けて作る前提にしておくと、後悔しにくくなります。

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手入れしやすい構造か確かめる

手入れの手間を減らすには、買う前に構造を確かめておくことが効果的です。取り外して洗える部品はどれか、その部品が食洗機に対応しているか、本体の内側を拭きやすいか、を取扱説明書のお手入れのページで確かめましょう。

食洗機に対応している部品は、機種によって違います。たとえばCOSORIの PRO LE 4.7L は、取扱説明書でバスケットとクリスパープレートが食洗機に対応していると書かれています。一方で、食洗機を使わないよう書かれている機種もあります。

先ほどのNITEの事故情報のように、清掃できない部分に油がたまる構造は、手入れの手間だけでなく安全にも関わります。本体の内側やヒーター周りの手入れの方法が、取扱説明書で分かりやすく説明されているかどうかも、選ぶときの参考になります。

ノンフライヤーを買う前の確認は、置き場所の寸法と取扱説明書の空き寸法を測る、一度に作りたい量から容量を決める、揚げ物用の機械ではないことを理解しておく、音の目安と手入れの方法を取扱説明書で確かめる、壁のコンセントに単独でつなげるか確かめる、の5つです。

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買わなくてよいケースと代わりの選択肢

ここまで見てきた内容から考えると、ノンフライヤーを買わなくてもよいケースもあります。置き場所がどうしても確保できない、揚げ物は揚げたての食感でなければ満足できない、揚げ物や冷凍食品をほとんど作らない、といった場合は、無理に買わなくてもよいでしょう。

すでにオーブントースターやオーブンレンジを持っているなら、それで代わりになる料理も多くあります。冷凍食品の袋には、オーブントースターでの調理方法が書かれていることがよくありますし、オーブンレンジのオーブン機能で焼ける料理もあります。単機能レンジとオーブンレンジの違いは、単機能レンジとオーブンレンジの違いを4点比較で整理しています。

反対に、ノンフライヤーが向いているのは、揚げ物や冷凍食品、惣菜の温め直しをよく作る方、油の後片付けの手間を減らしたい方、温度と時間を設定して任せられる調理がしたい方です。自分の使い方がどちらに近いかを考えてから選ぶと、後悔はぐっと少なくなります。

◆レンのメモ

ノンフライヤーの後悔は、ほとんどが「数字を見ていなかった」ことから生まれます。本体の寸法と空き寸法、表示容量と入れられる量、定格消費電力とコンセント。この3組の数字を取扱説明書で確かめてから選ぶだけで、買ってからの「思っていたのと違う」は大きく減らせます。

ノンフライヤーの後悔についてよくある質問

ノンフライヤーは使わなくなるって本当ですか?

使わなくなる割合を示した公的な調査は見つかりませんでした。使わなくなる理由として考えられるのは、置き場所が不便で出し入れが面倒、容量が合わない、揚げ物と同じ仕上がりを期待していた、といったずれです。この記事の判断基準で、置き場所と容量、仕上がりへの期待を買う前に確かめておくと、使わなくなるリスクを減らせます。

ノンフライヤーで作ると本当に油が減りますか?

たっぷりの油で揚げる調理と比べると、使う油の量は少なくなります。ただし、油の低減率をうたう表示は、何と比べた数字かという条件で変わります。Ninja AF080J のように、比較の条件を注記している機種もあります。メーカー自身も、サクッとさせるために少量の油を加える方法を案内しているので、油をまったく使わない調理とは限らないと考えておきましょう。

初めて使ったらにおいがしました。故障ですか?

Toffy K-HAF1 の取扱説明書では、初めて使うときはにおいや煙が少し出ることがあるが故障ではないとしています。多くの機種で、使い始める前の試運転や、各部を洗ってから使う手順が取扱説明書に書かれているので、その手順に従ってください。黒い煙が出る場合は、すぐに電源を切ってプラグを抜きましょう。

一人暮らしならどのくらいの容量が目安ですか?

1〜2人分の料理が中心なら、Toffy K-HAF1(1.2L)や Ninja AF080J(約1.9L)のようなコンパクトな機種が候補になります。ただし、表示容量いっぱいに食材を入れられるわけではなく、バスケットの縁から空けて入れるよう書かれている機種もあります。作りたい料理の量と、置き場所の広さの両方から選んでください。

電子レンジと同じ延長コードで使ってもいいですか?

おすすめしません。Toffy K-HAF1 の取扱説明書では、定格15A以上のコンセントを単独で使うよう書かれていて、他の器具と併用するとコンセントが異常発熱して発火することがあるとしています。電子レンジもノンフライヤーも消費電力の大きい家電なので、それぞれ壁のコンセントに単独でつないで使いましょう。

買う前に取扱説明書を見ることはできますか?

多くのメーカーは、公式サイトで取扱説明書を公開しています。この記事で紹介した Toffy K-HAF1 のように、設置の空き寸法やコンセントの使い方まで取扱説明書に書かれている機種もあります。気になる機種があれば、型番で検索して、設置・お手入れ・使用上の注意のページだけでも買う前に読んでおくと、後悔の多くを先回りして防げます。

まとめ|ノンフライヤーの後悔は買う前の数字の確認で防げる

ノンフライヤーで後悔しやすいのは、置き場所、容量、揚げ物との仕上がりの違い、音とにおい、手入れ、電気代とコンセントの6点です。どれも、取扱説明書と仕様表の数字を買う前に確かめることで防ぎやすくなるものです。

置き場所は、本体の寸法に、取扱説明書の空き寸法を足して考えます。COSORI PRO LE 4.7L は上部と背面に13cm以上、Toffy K-HAF1 は後方20cm以上・上方と側面10cm以上です。容量は、表示容量ではなく実際に入れられる量で考え、入れすぎは焼きむらや火災の原因になることを覚えておきましょう。

ノンフライヤーは揚げ物用の機械ではなく、少量の油で揚げ物に近い仕上がりを目指す家電です。音は機種によって目安が公表されていることがあり、手入れは毎回必要です。コンセントは壁に単独でつなぎ、電気代は定格消費電力と時間から上限の目安を計算できます。

この記事で紹介した数値や記述は、メーカーの公式情報、取扱説明書、公的な事故情報にもとづく一般的な目安です。機種によって仕様や注意事項は異なります。正確な情報は、購入を検討している機種の取扱説明書やメーカーの公式サイトをご確認ください。判断に迷うときは、メーカーのお客様相談窓口や販売店に相談するのが確実です。

ノンフライヤーは、自分の使い方に合えば、毎日の料理を手軽にしてくれる家電です。買う前に数字を確かめて、後悔のない1台を選んでください。

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