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スマートリモコンはどこに売ってる?量販店の売り場と通販の違いを解説

リビングのテーブルにリモコンとスマートフォンを並べた表紙スライド

スマートリモコンはどこで売ってる?店舗と通販の違いを詳しく解説

Kaden Lab研究員レン

RESEARCHER / レン

こんにちは。Kaden Lab研究員のレンです。

スマートリモコンを買おうと決めたはいいものの、いざ探すとなると意外に見つからない。そんな声をよく見かけます。冷蔵庫や電子レンジのように売り場が決まっている家電ではないので、家電量販店に行っても、どのコーナーを見ればいいのか分からないんですよね。

結論から言うと、実機を見て相談したい・今日中に手に入れたいなら家電量販店。品ぞろえと価格の比較を優先するならメーカーの公式ストアや大手のネット通販が向いています。どちらが正解ということはなく、何を優先するかで選び分けるものだと思ってください。

ただし、どこで買うにしても確認しておきたい点が3つあります。保証の窓口がどこになるのか、電源アダプターが付いてくるのか、そして自宅の家電と設置環境に合うのか。この3つを外すと、安く買えたのに使えない、という残念な結果になりかねません。

この記事では、実店舗と通販それぞれの買える場所を具体的に挙げたうえで、購入前に確認しておきたいポイントまで整理していきます。買う場所を決める材料として使ってもらえたらうれしいです。

  • 家電量販店で見るべき売り場と取り扱いの傾向
  • 公式ストア・ECモール・量販店通販それぞれの向き不向き
  • 保証の窓口が販売元とメーカーで変わる理由
  • 電源アダプターが別売りになりやすい機種の見分け方

スマートリモコンが売っている実店舗

まずは実物を見て買える場所からです。取り扱いのある店と、意外と置いていない店があるので、足を運ぶ前に把握しておきましょう。

家電量販店の売り場と取り扱いの傾向

いちばん確実なのが家電量販店です。ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダデンキ、エディオン、ケーズデンキ、ジョーシン、コジマ、ノジマといった主要チェーンでは、スマートリモコンを扱っている店舗が多くあります。

問題は、どの売り場にあるか分かりにくいこと。スマートリモコンは家電というよりガジェットに近い立ち位置なので、大型家電のフロアには置かれていません。探すなら次のあたりを見てみてください。

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探す場所 置かれている理由
スマートホーム・IoT関連コーナー スマートスピーカーやスマートプラグと同じ棚にまとまっている
スマートフォン・タブレット周辺機器の売り場 スマホから操作する機器として分類されている
パソコン周辺機器・ネットワーク機器の棚 Wi-Fiに接続する機器として並べられている
季節家電(エアコン)売り場の一角 エアコン操作の関連商品として置かれることがある

大型の基幹店ほど専用コーナーが設けられている傾向があります。逆に、駅前の小型店や郊外の小規模店では取り扱いがないことも珍しくありません。

時間を無駄にしたくないなら、行く前に店舗へ電話して在庫を確認するのがいちばん早いです。各社の通販サイトには店舗在庫を表示する機能があることも多いので、そちらで調べる手もあります。

◆レンのメモ

店員さんに聞くときは「スマートリモコン」より「スマホでエアコンを操作する機器」と伝えたほうが通じやすい場面がありました。呼び方が店によってバラバラなんですよね。メーカー名と製品名が分かっているなら、それを伝えるのがいちばん確実です。

ホームセンターや生活雑貨店での扱い

家電量販店以外にも、置いている店はあります。ただし取り扱いは店舗差が大きく、行けば必ずある、とは言えません。

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店の種類 取り扱いの傾向 向いている場面
ホームセンター 大型店の家電・電材コーナーに置かれることがある 他の買い物のついでに探す
生活雑貨・インテリア店 スマート家電の棚がある店舗のみ 暮らし系の売り場をよく見る人
大型ディスカウントストア 店舗によって扱いがある 安価なモデルを探す
総合スーパーの家電売り場 大型店の一部で扱いがある 近所で済ませたい

共通しているのは、品ぞろえが限られることです。1〜2機種しか置いていないケースが多く、比較して選ぶという買い方には向きません。目当ての機種が決まっていて、たまたま在庫があれば買う。そういう使い方になると思います。

もうひとつ知っておきたいのが、こうした店では店員さんが製品に詳しいとは限らない点です。家電量販店ならスマートホーム担当の方がいることもありますが、ホームセンターや雑貨店では、対応家電の相談まで期待するのは難しいでしょう。相談したいなら家電量販店、在庫があれば買うだけならこうした店、と切り分けておくと期待値のずれが起きません。

価格については、必ずしも安いとは限らないというのが実情です。ディスカウントストアでも、家電量販店やネット通販より高いことがあります。近くにあるから、という理由だけで決めず、スマホでネットの価格を確認してから買うほうが確実ですね。

どの機種にするか迷っている段階なら、先に候補を絞ってから店を探すほうが効率的です。選ぶときに見るべき6つの軸を目的別に整理した記事があるので、候補が固まっていない方はそちらから読んでみてください。

100円ショップやコンビニで買えるか

結論を先に言うと、期待しないほうがいいです。

100円ショップでは、スマートリモコン本体は基本的に扱われていません。理由は単純で、価格帯が合わないからです。安いモデルでも2,000円前後、標準的なものは5,000円から1万円ほどしますから、100円ショップの商品構成には収まりません。

コンビニも同様です。スマートフォン用の充電器やイヤホンは置いていても、スマートリモコンのようなネットワーク機器までは扱っていないのが普通でしょう。

ただし、周辺で必要になる小物なら100円ショップで揃うことがあります。USBケーブルや配線を隠すモール、両面テープや小型の棚といったものですね。本体を買ったあと、設置で必要になるものを買い足す場所として考えると使いやすいです。

設置のときに何が必要になるかは、置き場所によって変わります。赤外線が届く高さや部屋ごとの置き方をまとめた記事を先に読んでおくと、買い物が一度で済むと思いますよ。

実店舗で買うときに確認できること

家電量販店の店舗とネット通販それぞれでできることを、実機確認・相談・比較・持ち帰りの観点で左右に並べたスライド
実店舗とネット通販でできることの違い

ネットで買えるものをわざわざ店で買う意味はあるのか。あります。店頭でしかできない確認が、いくつかあるからです。

ひとつめが本体の大きさです。写真だとサイズ感がつかみにくいのですが、実物を見れば置き場所に収まるかどうかがすぐ分かります。スマートリモコンは部屋の中央付近に置きたい機器なので、意外とここが効いてきます。

ふたつめが、対応家電の確認です。店員さんに自宅のエアコンやテレビのメーカーと型番を伝えれば、その機種で使えそうかを一緒に見てもらえます。プリセットに対応していない古い家電の場合、学習機能で登録できるかどうかも聞いておくと安心でしょう。

みっつめが、その場で持ち帰れること。通販だと最短でも翌日、混み合う時期はもっとかかります。今日から使いたいという事情があるなら、これは大きな利点ですね。

店頭で聞いておくといい質問を挙げておきます。「うちのエアコン(メーカー・型番)に対応していますか」「電源アダプターは付属していますか」「初期不良のときはどこに連絡すればいいですか」の3つです。この3つが確認できれば、買ってから困る場面はかなり減ります。

通販で買う場合の選択肢と違い

ここからは通販です。ひと口に通販といっても、メーカー公式・ECモール・量販店の通販サイトでは、性格がかなり違います。

メーカー公式ストアと大手ECの違い

スマートリモコンを扱うメーカーの多くは、自社の公式オンラインストアを持っています。加えて、AmazonやYahoo!ショッピング、楽天市場といったECモールにも公式ストアを出していることが一般的です。

この2つの違いを整理しておきましょう。

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比較項目 メーカー公式ストア 大手ECモール
品ぞろえ そのメーカーの全ラインナップ 複数メーカーを横断して比較できる
販売元 メーカー自身 公式ストアと第三者の出品が混在する
保証の窓口 メーカーで完結しやすい 出品者によって変わる
価格 定価が基本。セール時は安くなる ポイント還元やセールで変動が大きい
付属品の情報 仕様が詳しく書かれている 出品者次第で情報量に差がある
セット販売 関連機器のセットが充実 並行輸入品や型落ちも混ざる

ECモールで気をつけたいのが、同じ商品名でも売っている相手が違うという点です。メーカーの公式ストアが出品しているものと、第三者の販売業者が出品しているものが、同じ検索結果に並びます。

メーカーによっては、公式ストアや正規販売店で買ったものだけを保証の対象とし、それ以外のルートで購入されたものは返品・交換や保証サービスの対象外になると案内している場合があります。安い出品を見つけたときほど、販売元の表示を確認しておきたいところです。

国内メーカーの製品なら、サポートの窓口が日本語で完結するという安心感もあります。国内メーカーの選択肢とサポート体制を整理した記事もあるので、サポートを重視する方は参考にしてみてください。

メーカーの公式ストアは、そのメーカーの全ラインナップと関連機器のセットが並ぶので、型番の違いを見比べるのに向いています。保証の窓口がメーカー自身になる点も分かりやすいところですね。

【SwitchBot公式サイト】

家電量販店の通販サイトという選択肢

今日中に手に入れたい・相談したい・比較したいなど優先したいことごとに、向いている購入場所を矢印でつないだ図解スライド
優先したいことから選ぶ購入場所

見落とされがちですが、家電量販店の通販サイトも有力な選択肢です。実店舗と同じ会社が運営しているので、店舗のよさと通販のよさをある程度まとめて得られます。

利点は3つあります。

まず、店舗のポイントカードと共通で使えること。普段からその量販店で買い物をしているなら、ポイントを貯めたり使ったりできるのは実利があります。

次に、店舗受け取りができる場合があること。ネットで注文して店舗で受け取れば、送料をかけずに当日中に手に入ることもあります。配送を待てないときの逃げ道になりますね。

そして、販売元がその量販店であることがはっきりしていること。第三者の出品が混ざらないので、保証や初期不良の窓口で迷いません。

弱点があるとすれば、品ぞろえです。ECモールほど幅広くはないので、マイナーなメーカーの製品や、特定の型番を狙う場合には見つからないこともあります。そのときは公式ストアかECモールに切り替えるのが現実的でしょう。

買う場所を優先順位から決める

ここまで4つの買い方を挙げてきましたが、迷ったときは「自分が何を優先するか」から逆に決めるほうが早いです。整理しておきます。

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優先したいこと 向いている買い方 理由
今日中に手に入れたい 家電量販店の店舗 その場で持ち帰れる
対応家電を相談したい 家電量販店の店舗 型番を伝えて確認してもらえる
複数メーカーを比べたい 大手ECモール 横断して価格と仕様を並べられる
保証の窓口を明確にしたい メーカー公式ストア 販売元がメーカー自身になる
ポイントを活かしたい 家電量販店の通販 店舗と共通のポイントが使える
関連機器もまとめたい メーカー公式ストア セット販売が用意されている

この表を見ると分かるとおり、1つの買い方がすべてに勝っているわけではありません。初めての1台なら相談できる店舗、2台目以降で機種が決まっているなら通販、という使い分けをしている方も多いようです。

ひとつ付け加えると、実店舗で実物を確認してから通販で買う、という進め方もあります。ただ、対応家電の相談まで店員さんにしてもらったなら、そのまま店で買うほうが気持ちよく取引が終わるとは思いますよ。

中古やフリマアプリを使うときの注意

フリマアプリやネットオークションでも、スマートリモコンは出品されています。定価より安く買えることもありますが、注意すべき点が多い買い方です。

中古で気をつけたいのは次の4点です。①前の所有者のアカウント登録が残っていて初期化が必要になる ②メーカー保証が受けられないことが多い ③電源アダプターやケーブルが欠品している ④アプリのサポート対象から外れた旧モデルである。とくに①と④は、動かない原因が本体なのか設定なのか切り分けにくく、解決に時間がかかります。購入前に出品者へ状態を確認し、正確な情報はメーカーの公式サイトでご確認ください。

スマートリモコンはアプリとアカウントに紐づいて動く機器です。単体で完結する家電とは違い、前の持ち主の登録情報が残っていると使えないことがあります。出品者に初期化済みかどうかを聞いておくのは、最低限やっておきたい確認ですね。

価格を抑えたいだけなら、新品の低価格モデルを検討するほうが安全です。安いモデルで足りる条件と、総額でいくらかかるかを整理した記事もありますので、予算から考えたい方はそちらを見てみてください。

買う前に確認しておきたいこと

ここからは、どこで買うかを決める前に押さえておきたい確認事項です。この3つを外すと、買い直しや追加出費につながります。

保証の窓口が販売元かメーカーか

店舗で購入した場合と通販で購入した場合の初期不良の窓口の違いと、延長保証の考え方をまとめたスライド
購入先で変わる初期不良の窓口と延長保証

スマートリモコンに限りませんが、購入先によってトラブルのときに連絡する相手が変わります。ここを買う前に把握しておくと、いざというときに慌てません。

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購入先 初期不良の窓口 保証書・購入証明
家電量販店(店舗) 店舗に持ち込める レシート・保証書を保管する
家電量販店(通販) その量販店のサポート窓口 注文履歴が購入証明になる
メーカー公式ストア メーカーのサポート 注文履歴が購入証明になる
ECモール(公式ストア出品) メーカーのサポート 注文履歴が購入証明になる
ECモール(第三者出品) 出品者に確認が必要 保証対象外の可能性がある
フリマ・中古 基本的に自己解決 メーカー保証は期待できない

いちばん分かりやすいのは店舗購入です。何かあれば買った店に持ち込めばよく、判断も店側がしてくれます。手間の少なさを重視するなら、多少高くても店舗という選択には合理性があります。

通販の場合は、注文履歴が購入証明になるので、購入日が分かる画面をスクリーンショットで残しておくと安心でしょう。紙の保証書が同梱される製品なら、当然そちらも保管してください。

なお、スマートリモコンは本体の故障よりアプリや通信のトラブルのほうが多い機器です。この場合は購入先ではなくメーカーのサポートが窓口になります。日本語のサポート体制があるかどうかは、買う前に見ておきたい点ですね。

延長保証を付けるかどうかの考え方

家電量販店で買うと、有料の延長保証を勧められることがあります。大型家電なら検討する価値がありますが、スマートリモコンではどうでしょうか。

判断の材料は、保証料と本体価格の比率です。延長保証の料金は本体価格の5パーセント前後が一般的なので、5,000円の製品なら250円ほど。金額としては小さいですね。

ただ、考えたいのは金額よりも故障の性質です。スマートリモコンは可動部を持たない機器なので、洗濯機やエアコンのように「使っているうちに機械的に摩耗して壊れる」タイプではありません。不具合が出るとしたら初期不良か、電源まわりのトラブルが中心になります。初期不良ならメーカー保証の1年で十分カバーできる範囲です。

もうひとつ考えたいのが、製品寿命そのものの短さ。スマート家電はアプリの更新や規格の変化で世代交代が早く、数年で後継機に買い替える人も少なくありません。5年保証を付けても、その前に買い替える可能性があるわけですね。

結論としては、スマートリモコン単体なら延長保証は必須ではないと考えています。ただ、同時にスマートプラグやセンサーを何台もそろえて総額が大きくなるなら、まとめて検討する意味は出てくるでしょう。判断に迷うときは、保証の適用条件を店頭で確認してみてください。

電源アダプターが付属するかどうか

ここが今回いちばん見落とされやすいポイントかもしれません。

スマートリモコンの多くはUSB給電で動きます。そして、USBケーブルは付属していても、コンセントに挿すACアダプターは別売りという機種があるんです。買って開封してから気づくと、その日は使えないことになります。

たとえばSwitchBotのハブミニは、電源アダプターが付属せず別途用意が必要とされています。一方でハブ2には電源アダプターが付属します。同じメーカーの同じシリーズでも、機種によって扱いが違うわけですね。

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確認すること 見る場所 足りないときの対処
ACアダプターの付属有無 商品ページの「同梱品」「付属品」欄 USB充電器を別途用意する
ケーブルの端子形状 仕様欄(USB-C/Micro USBなど) 手持ちのケーブルが使えるか確認
ケーブルの長さ 仕様欄 設置場所まで届く長さのものへ交換
必要な電力 仕様欄(出力の目安) スマホ用の充電器で足りることが多い

スマートフォンの充電器が余っていれば、それで足りることがほとんどです。とはいえ、置き場所まで届くケーブルの長さは要確認。部屋の中央付近に設置したいのに、コンセントが壁際にしかない、というのはよくある話です。

SwitchBotのハブは世代ごとに仕様が違うので、どれを選ぶか迷っている方はハブ3・ハブ2・ハブミニの違いをまとめた記事で先に整理しておくといいと思います。

手持ちの充電器で足りないと分かったときは、本体と一緒に用意しておくと届いた日から使えます。設置したい場所までケーブルが届く長さかどうかも、あわせて確認してみてください。価格や在庫は変わりますので、購入前に各ショップでご確認をお願いします。

対応家電と設置場所の条件

最後に、自宅の環境で使えるかどうかの確認です。買う場所の話からは少し離れますが、これを外すと購入自体が無駄になります。

確認するのは3点です。

使える家電と使えない家電をジャンルごとに一覧にした対応家電の記事もあるので、自宅の家電が当てはまるか先に確認しておくと買い物が一度で済みます。

1点目が、操作したい家電が赤外線リモコンで動くものかどうか。スマートリモコンは赤外線を飛ばして家電を操作する機器なので、リモコンに赤外線を使っていない家電は対象外になります。手元のリモコンの先端に赤外線を出す部分があるか、見ておいてください。

2点目が、その家電がプリセットに登録されているか。多くの製品は主要メーカーの家電をあらかじめ登録していますが、古い機種や海外メーカーの家電は入っていないことがあります。その場合は学習機能で1ボタンずつ覚えさせる形になるでしょう。

3点目が、設置場所から赤外線が届くか。赤外線は光と同じで、障害物があると届きません。家具の陰や引き出しの中に置くと、うまく動かない原因になります。

エアコンだけは扱いが特殊です

対応家電の確認で、いちばん引っかかりやすいのがエアコンです。理由は、リモコンの通信のしかたがテレビや照明と違うからなんですね。

テレビのリモコンは、ボタンを押すたびに「チャンネルを上げる」「音量を下げる」といった単発の命令を送ります。押した回数だけ働く、という単純な仕組みです。

ところがエアコンのリモコンは、ボタンを1つ押すたびに現在の設定をまるごと送り直しています。運転モード、設定温度、風量、風向、タイマー。この全部を1回の信号にまとめて送っているわけです。だからエアコンのリモコンには液晶画面が付いていて、今の状態が表示されているんですね。

この違いが、スマートリモコン側の対応に効いてきます。単発の命令を覚えるだけなら学習機能でどうにかなりますが、エアコンは組み合わせの数だけ信号のパターンがあるので、1つずつ覚えさせるのは現実的ではありません。だから多くの製品は、エアコンだけはメーカーごとのプリセットを用意しているのです。

裏を返すと、プリセットに自宅のエアコンが載っていないと、対応がかなり厳しくなるということ。買う前に、そのメーカーの対応エアコン一覧を確認しておいてください。古い機種や海外メーカー製を使っている場合はとくに重要です。

なお、スマートリモコンは自分がエアコンへ何を送ったかは覚えていますが、リモコンから直接操作されたぶんは把握できません。手元のリモコンとスマホを併用すると、アプリの表示と実際の状態がずれることがあります。これは不具合ではなく、片方向の通信という仕組み上の制約です。

この3点がまだ曖昧なら、先に仕組みを押さえておくと判断が早くなります。スマートリモコンの仕組みとできること、必要なものを整理した記事から読むのがおすすめです。

価格帯の目安も書いておきます。安いモデルは2,000円前後から、温湿度センサーなどを備えた標準的なモデルが5,000円から1万円ほど、多機能な上位モデルは1万5,000円前後というのが、おおよその相場です。あくまで一般的な目安であり、セールやモデルチェンジで大きく動きます。正確な価格は各ショップでご確認ください。

スマートリモコンの購入場所に関するよくある質問(FAQ)

家電量販店とネット通販では価格に差がありますか?

時期と商品によって変わるため、どちらが必ず安いとは言えません。傾向としては、ECモールのセール期間中は通販が安くなりやすく、量販店はポイント還元を含めると実質的な差が縮まることがあります。比べるときは、本体価格だけでなく送料・ポイント還元・電源アダプターの追加購入まで含めた総額で見てください。店舗受け取りが使えるなら送料が浮くので、そこも計算に入れると判断しやすくなります。正確な価格は各ショップの表示をご確認ください。

実店舗で在庫を確認するにはどうすればいいですか?

各量販店の通販サイトには、店舗ごとの在庫状況を表示する機能があることが多いので、まずはそこで調べるのが早い方法です。表示が「取り寄せ」になっている場合や、そもそも在庫表示がない商品もあります。確実に確認したいなら、製品名と型番を控えたうえで店舗へ電話するのが確実でしょう。小型店では取り扱い自体がないこともあるため、大型の基幹店を優先して問い合わせると空振りが減ります。

並行輸入品や海外版を買っても問題ありませんか?

おすすめしにくい選択です。理由は3つあります。まず、国内向けのメーカー保証を受けられない場合があること。次に、日本の家電のプリセットに対応していない可能性があること。そして、電源まわりの仕様が日本の環境と合わないことがある点です。価格差が小さいなら、国内向けの正規品を選ぶほうが結果的に安く済みます。判断に迷うときは、メーカーの公式サイトで国内向け製品かどうかを確認してください。

買ったあとで自宅の家電に対応していなかった場合、返品できますか?

返品の可否は購入先の規定によります。開封後や使用後の返品を受け付けていない店舗も多いので、購入前に返品条件を確認しておくのが安全です。実店舗なら購入時に確認できますし、通販なら商品ページの返品ポリシーに書かれています。対応の可否は買う前に調べられる情報なので、操作したい家電のメーカーと型番を控えて、対応表やアプリの対応家電一覧で先に照合しておくことをおすすめします。最終的な判断は販売店やメーカーへご相談ください。

複数台まとめて買うときの注意点はありますか?

まとめ買いをする前に、本当に台数が必要かを確認してください。赤外線は壁や扉を越えられないので、部屋をまたぐなら台数が必要になりますが、同じ部屋の中なら1台で足りることがほとんどです。台数が必要だと分かっている場合は、セット販売がないかを公式ストアで確認すると割安になることがあります。設置場所ごとに電源が確保できるかも、あわせて見ておきたい点ですね。

まとめ|スマートリモコンはどこで売ってるかより何を確認するか

最後に整理しておきます。

スマートリモコンは、家電量販店の主要チェーンなら扱っている店舗が多く、売り場はスマートホーム関連かスマホ・パソコンの周辺機器コーナーにあります。大型店ほど専用コーナーがある傾向で、小型店では扱いがないこともあるため、行く前の在庫確認が確実です。ホームセンターや大型スーパーでも見かけますが、品ぞろえは限られます。100円ショップやコンビニでは基本的に本体は買えません。

通販では、メーカー公式ストア・大手ECモール・家電量販店の通販サイトが選択肢になります。品ぞろえと比較のしやすさならECモール、保証の窓口が明確なのは公式ストアと量販店の通販、ポイントと店舗受け取りを活かせるのが量販店の通販、という整理です。ECモールでは公式ストアと第三者出品が混在するので、販売元の表示だけは必ず見てください。

そして買う前の確認が3つ。保証の窓口がどこになるか、電源アダプターが付属するか、自宅の家電と設置場所に合うか。とくに電源アダプターは機種によって付属したりしなかったりするので、商品ページの同梱品欄を見る習慣をつけておくと失敗しません。

どこで買うかは、価格だけで決めるものではないと思います。すぐ欲しいのか、比較したいのか、サポートを重視するのか。優先するものがはっきりすれば、買う場所は自然に決まります。記載した価格や仕様はあくまで一般的な目安ですので、正確な情報は各メーカーの公式サイトや販売店の商品ページをご確認ください。判断に迷う点があれば、販売店やメーカーの窓口にご相談ください。